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函館本線について

北海道の入り口、函館から小樽、札幌を経て旭川を結ぶ函館本線は、かつては北海道屈指の幹線でした。後志地方の内陸に入ると峠越えの難所が連続することから「山線」と呼ばれ、後に長万部駅で分岐する室蘭本線・千歳線ルートの「海線」にその座をゆずりました。長万部駅〜小樽駅間は今なお単線・非電化のままです。

この函館本線は、幌内炭鉱の石炭を小樽港まで運送することを目的に設立された官営幌内鉄道が1880(明治13)年11月末に開通させた手宮駅(小樽駅の北東、石狩湾に面した港の駅で、すでに廃止)〜札幌駅間がはじまりで、1982(明治15)年11月に岩見沢駅を経由して幌内駅(廃止された幌内線の終点)へと延伸しました。手宮駅跡には、北海道の鉄道発祥の地ということで小樽交通記念館が設けられております。

函館〜小樽間は、私鉄の北海道鉄道が建設しました。まず、1902(明治35)年12月に初代函館駅(後に亀田駅。廃止)〜本郷駅(現在の渡島大野駅)間と然別駅〜蘭島駅間が同時に開通、以後断続的に開通を重ねて、1905(明治38)年8月に高島駅(現在の小樽駅)〜小樽駅(現在の南小樽駅)間を最後に全通しました。

全線が函館本線になったのは、大沼駅〜森駅間の渡島砂原駅経由のルートが最後で1945(昭和20)年6月だそうです。

むずかしいお話しはここまでにして、僕のいちばん好きな駅は「昆布駅」です。なぜかというと、すぐウラに温泉があり、パパと露天風呂で足をバタバタして遊んで楽しかったからです。2・3年前に大沼の近くに「流山温泉駅」ができました。「マー坊の函館本線」も2001年8月19日にスタートして2003年11月16日にすべて撮影が終了し、約2年3ヶ月かかりました。残念なのは「張碓駅」にどうしてもたどり着けなかったことです。唯一車で行けなかった駅です。


パパといっしょの茶志内駅
お洒落な蘭島駅

駅-STATIONの

舞台となった銭函駅
最も新しい流山温泉駅

  
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